弟と私の奮闘記

障害をもつ弟と私の過去から現在までのエピソード

弟、テレビ禁止令が出される

弟が4歳くらいのときに、同じ保育園の障害をもつ子のお母さんの勧めで医療とはまた別の相談を受けに行ったことがありました。どういう専門家なのか私はよく分からなかったのですが、マンションの一室のような普通のお部屋だった気がします。

私が覚えていることでそこで言われた内容は2つ。

1つ目は、弟が産まれてからの写真を何枚か見せたところ、「一歳半くらいから顔の表情が変わっていない。」と言われました。

言われてみれば。そうかな??くらいに思いました。

2つめが問題でした。衝撃の一言。

「テレビは良くないので捨ててください。」

今でこそミニマリストブームで家にテレビがない人もいるようですが、我が家はみんなテレビ大好き!テレビ無しなんて考えられない…!!!

えー。どうする??考える父母。

出た結論は、

「リビングのテレビは無くして、どうしても観たいものがある時は2階でこっそり観よう。」

となりました。

なるほど。良いね。弟のためなら仕方がない、そうしよう!

それからリビングにテレビがなかった期間はどのくらいだったかしら。気づいたときには元通りリビングでテレビがついていました。

テレビなし生活、我が家にはムリでした!私もほとんど我慢した記憶なくテレビ復活!

その後、再び相談へ行ったとき、私はついうっかり「昨日テレビでやってたあれさ〜。」と口にしちゃいました。怪訝そうな先生の顔。両親が焦りながら必死に「いやあの、リビングにはテレビ置いてないんですよ?2階のテレビの話でね?」と言い訳していたのを覚えています。

いつの間にかその相談にも通わなくなっていました。あれはなんだったんでしょう。

弟もテレビやYouTubeが大好きです。専用のタブレットも誕生日にもらっていました。

ちなみに今実家にあるテレビの台数は4台。流石に多すぎだね!?

テレビがどの程度人や障害にとって良くないのか知っている方がいたらぜひ教えてほしいです。

見過ぎは良くない。でも、観たいのを我慢するのもストレスだと思うのです。だから、我が家の正解はこれだった。ということで。