弟と私の奮闘記

障害をもつ弟と私の過去から現在までのエピソード

弟、お皿を投げる

弟が保育園か小学生低学年くらいの頃、イベントで節分の豆まきがありました。

それから、弟はスイッチが入ったかのようにいろんな物を投げることにハマりだしました。

そして、たどり着いた先はお皿。お皿を投げて、ガシャーン!!!と割れるのが楽しいようで、とにかく投げまくっていました。本当は投げちゃいけないのだけど、投げちゃう。みたいなスリルも味わっているようで、投げるとニヤっとしていました笑

家のお皿も投げるし、家に帰ってきて車から降りると即座に走って外に置いてある植木鉢も投げる。

そんなに投げたい!?というくらい投げていました。

もちろん、両親は激怒。その為、次第に私と2人で留守番していて私がトイレに入っている隙を狙って投げるようになりました。

基本的に舐められている姉。

姉も激怒で、グーの手で頭をゴツンっ!とか平気でやっていたけど、それでも舐められる姉…笑

当時通っていたデイサービスのお皿もほぼ割ってしまい、危うくデイをクビになりかけた弟。

しかし、1対1で対応して側についてやることを与えていればきちんと落ち着いて過ごせる。と判定していただき、クビは免れたそうで。本当にありがたいですね。

お互い大人になってから、両親の都合がつかないので久々に弟を見ていてほしいと頼まれたことがあり、実家に帰りました。すると…

家を出る時に1人でさっさと外に出て私が靴を履いている隙にガシャーン!!!

やりやがったな…玄関先に置いてある陶器の置物を投げていた弟。

大人になっても舐められている姉。くそー!!!

腹が立ったので、叱りながら「お母さんに言っておくからね。」と言う私。まるで先生に告げ口する小学生みたいなことしかできないのが情けないけれどもこれが1番効くはずだから…笑

その後、作業所に母が弟を迎えに行くと、ビクビクして中から出ようとしなかったそうです。母の怖さがよく分かるエピソード。

でも、本当は許されるのであれば私も一回お皿投げてみたいかも。なんて笑